暗号資産用語集 / Glossary Of Crypto / C

Web3.0や暗号資産関連のニュースが日々出ていますが、正直分からない用語が多い方も多いかと思います。そのような方向けにアルファベット別の用語集を作成させて頂きました。

Web3.0用語集 / Glossary Of Crypto / C

用語意味詳細解説
※準備中
関連リンク先
Casperキャスパーイーサリアムの新たなPoSアルゴリズムのこと。イーサリアムはこれまでビットコインと同様の承認アルゴリズム、PoWで動いてきました。現在も、ASIC対策をしたPoWアルゴリズムによってマイニングされています。このアルゴリズムのことをEthashと言います。これまでのPoWではイーサリアムが実現したいスマートコントラクトによる高速処理を叶えることができません。PoS(Proof of Stake)への移行が計画されています。PoSでは、ハッシュレートの競争というエネルギー効率の悪いマイニングを行いません。代わりに、イーサリアムを多く保有しているノードによってブロック生成を行います。これによって高速処理を実現します。また、PoSでは「イーサリアムを多く保有する人が、その価値をあえて下げるような改ざん行為をするはずがない」という発想で、ブロックチェーンの信頼性を保証しています。そんなPoSが抱えるいくつかの問題点を解決しようとしているアルゴリズムが、Casperです。


Cardanoカルダノ
カルダノ(Cardano)は、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)ブロックチェーンネットワークであり、マルチアセット台帳および検証可能なスマートコントラクトを備えた分散化アプリケーションのためのプラットフォームです。プログラムの正しさの保証性に優れた構築手法を用いて構築されたカルダノは、実用性のあるアプリケーションに必要とされるスケーラビリティ・相互運用性・サステナビリティを実現することを目指しています。カルダノには専用通貨「ADA」(エイダ)があり、暗号資産として世界中の30以上の取引所にて取引されています。創設者であるCharles Hoskinsonがかつて日本の大阪に在住していた際、日本の知人と共に「日本版イーサリアムを創る」という計画を立ち上げたことがプロジェクトの起源となっており、ビジョンが徐々に界規模へと拡大されていったことで現在のカルダノのプロジェクトとなりました。プロジェクトの目的はユースケースを限定しない汎用プラットフォームであるものの、かつてはユースケースの一つ・普及促進の一環としてオンラインカジノの開発を計画したことがありました。しかしながらギャンブルの与える悪印象の側面から逆効果となったために現在はこの計画を完全に撤廃し、汎用プラットフォームのみを目的としてプロジェクトを進めています。

開発は下記の3団体により進められています。
・カルダノ財団(Cardano Foundation)
 スイスに本拠を置く独立した標準化機関。コミュニティのサポートを行い、商業または規  制に関する問題について当局と共に取り組んでいます。
・IOG(IOHK)
IT技術に関する研究開発を行う会社であり、カルダノの開発を担っています。
・Emurgo
カルダノブロックチェーンを用いるスタートアップやベンチャー企業への投資や支援を行っています。
リンク先
CC0シーシーゼロクリエイターが著作権や独占権を放棄した状態で作品をリリースする宣言で、Creative Commons(CC)ライセンスのひとつ。NFTアートでの拡がりが、Clout Economy(影響力経済)として注目されている。
Central Ledgerセントラルレジャー単一の事業体がすべての財務記録を管理している場合、中央元帳と表現されます。銀行は中央元帳を利用して運営されています。
CEXシーイーエックスCentralized Exchange /中央集権型の取引所の略。
法人をはじめとする中央組織が管理・運営する取引のプラットフォーム。株式やFXの取引所の構造に近い。取引所がウォレットと秘密鍵を作成・管理する。国内だとCoincheck(コインチェック)やbitFlyer(ビットフライヤー)などがある。
Chain Linkingチェーンリンキング各暗号通貨は独自のブロックチェーン(すべての取引記録を保存するデジタル台帳)を持っています。チェーンリンクは、ある暗号通貨を別の暗号通貨に転送する場合に発生するプロセスです。この場合、取引は2つの別々のブロックチェーンに記録されるため、目的を達成するためには、それらをリンクさせる必要があります。
Chaffingシェイフィングネットワーク上のノード間で偽のIPアドレスを使用して意図的に偽の信号を送信し、別のノードまたはノードのセットによって既に見られた情報のみを見るようにし、チェーン上に新しいデータが追加されてもコンセンサスを得られなくする方法。これは、攻撃者がチェーンに無効なブロックを導入しようとする51%攻撃に対して有効です。
Cipherサイファ暗号化・復号化するアルゴリズムに付けられる名称。
Circulating Supplyサーキュレイティングサプライ暗号通貨のうち、一般に取引可能なスペースにあるコイン総数がCirculating Supplyとみなされます。(一部のコインは、ロック、予約、または焼却されるため、一般に取引することができないため)
Cold StrageコールドストレージPaper Walletの別称。


Coinbaseコインベース
Coinbase(コインベース)は、米国カルフォルニア州サンフランシスコに本社を置く暗号資産取引所。世界100ヶ国以上でビットコイン等の暗号資産の取引所サービスを提供しています。2021年8月時点で、ユーザー数は全世界で6800万人を超えています。2012年6月、ブライアン・アームストロングとフレッド・エサンがカリフォルニア州サンフランシスコにてコインベースを設立しました。同年夏にはYコンビネーターのスタートアップ・インキュベータ・プログラムに参加しました。2018年6月、日本市場への進出を発表しました。2021年6月18日、金融庁から改正資金決済法に基づく暗号資産交換業者への登録が発表され、2021年8月19日、日本国内でサービスの提供を開始しました。三菱UFJ銀行と提携し、預金者が口座へ即時入金できるサービスを導入しています。リンク先
Coinless protocolコインレスプロトコルすべてのインセンティブメカニズムが、(イーサリアムのような)追加レイヤーとしてではなく、プロトコル自体に組み込まれている分散型ネットワーク。その目的は、中央管理を必要としない完全に自律的なシステムを構築することである。
Confirmedコンファーム取引がconfirmedされた場合、それはネットワークによって承認され、ブロックチェーンにされたことを意味しています。
Consensusコンセンサス取引が行われると、ネットワーク上のすべてのノードがその取引がブロックチェーン上で有効かどうかを検証し、有効であればコンセンサスを得る事が出来ます。
Consensus Processコンセンサスプロセス取引時にコンセンサスが得られるように、ブロックチェーンの台帳を管理する役割を担うノードのこと。
Consortium blockchainコンソーシアムブロックチェーン個人所有・運営でありながら、公開された透明性の高いブロックチェーンのこと。
Creator Economyクリエイターエコノミーアーティストやフリーランス、YouTuberなどの個人クリエイターによる情報発信やアクションにより形成された経済圏のこと。プラットフォームやサイトなどの仕組みが整備されたことで、個人によるマネタイズが加速している。
Crowdsaleクラウドセールクラウドファンディングを通じて暗号コインやトークンを販売するプロセス。通常、ブロックチェーンに基づく新しいプロジェクトがトークン/コインを市場に投入する前に行われ、投資家は初期のボーナスやインセンティブに参加することができるようになります。
Cryptocurrencyクリプトカンレンシー暗号通貨。インターネット上で使われる通貨全体のこと。「crypto(暗号)」と「currency(通貨)」の組み合わせ。デジタルカレンシーやバーチャルカレンシーと呼ばれることもある。


CryptoKittiesクリプトキティ
NFTゲームの先駆け。さまざまな種類のネコを購入・繁殖・売買する育成・コレクト型のオンラインゲームおよびDApps。イーサリアムブロックチェーン上に構築されており、1,000万円以上稼いだプレイヤーも。リンク先
Cryptographic Hash Functionクリプトグラフハッシュファンクションこのプロセスはノード上で行われ、入力(取引など)をブロックチェーンに登録する固定で暗号化された英数字の文字列に変換することが含まれます。この変換は、暗号通貨ごとに異なるハッシュアルゴリズムによって制御されています。
Cryptographyクリプトグラフィー情報を暗号化し、復号化する処理。
Crypto-native assetsクリプトネイティブアセットブロックチェーンプラットフォーム上のデジタルトークンで、不換紙幣や企業の株式のような外部ソースからではなく、全ユーザー/大多数の間で形成される分散型コンセンサスからその価値を導き出すもの。例としては、Ether、Binance Coin(BNB)、Basic Attention Token(BAT)などがある。


CryptoPunksクリプトパンクス
カナダ出身のふたりのソフトウェアエンジニアが2017年6月に始動したデジタルアートコレクションプロジェクト。デジタルキャラクター画像から構成されるNFTアート。リンク先

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